東京大学生産技術研究所 地球環境工学グループ

最新情報

第32回生研フォーラム「宇宙からの地球環境・災害のモニタリングとリスク評価」
2025年(R7)3月6日-7日に東大生研 (駒場リサーチキャンパス) S棟プレゼンテーションルームで開催されます.

活動目的
  • 東京大学生産技術研究所(東大生研)は,1974年に村井俊治名誉教授が我が国で初めてLandsat画像を利用した日本のリモートセンシング発祥の地です.
  • 1983年には故 高木幹雄名誉教授がNOAA AVHRRの受信局を六本木キャンパスに設置し,2001年には安岡善文名誉教授がTerra/Aqua MODISの受信局を駒場リサーチキャンパスとバンコク(アジア工科大学院, AIT)に設置しました. 受信された衛星データは,2006年に弥生キャンパスで受信を開始した運輸多目的衛星MTSAT, Himawari-8と共に,竹内渉研究室で受信と高次の画像処理がなされ,喜連川・根本研究室で運用されているデータ統合解析システム(DIAS)に格納され,広く一般に公開されています.
  • 本研究グループでは,地球環境を把握するうえで,長期にわたり広い範囲の状態を均一な精度で観測するとともに,数値モデルによるシミュレーションによって将来の状態を予測・評価することは不可欠であると考えています.
  • 地球環境の現状を準実時間で把握し,人間活動の影響も考慮しつつ将来推計を行うことにより,人類の未来を切り開く礎となる情報を提供することを目的として,衛星観測システム,高速コンピュータネットワークシステム,巨大データベースなどを駆使した新世代の地球環境監視・予測技術の研究・開発活動を展開しています.
  • 観測、モデリング、対策技術、情報ベースの4つの視点を統合し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
  • リモートセンシング技術の開発:衛星やドローンを用いた地球環境の監視と災害リスク評価。
  • インフラヘルスモニタリング:センサー技術やデータ解析を活用し、橋梁やトンネルなどのインフラの状態を継続的に監視。
  • 気候変動の影響評価:数値モデルを用いて、気候変動が生態系や人間社会に与える影響を予測・評価1。
  • 防災プロセス工学:災害時の迅速な対応と被害軽減を目指した技術開発。
構成メンバー

本グループは,観測,モデリング,対策技術,情報ベースという4つの視点を網羅する広範な研究者を擁するという生産技術研究所の特性を生かし,地球規模での環境・災害問題の軽減を目指した横断的研究組織を構築しています.

  • 北澤 大輔 教授 (機械・生体系部門, 海洋生態系工学)
  • 巻 俊宏 准教授 (機械・生体系部門, 海中プラットフォームシステム学)
  • 根本 利弘 准教授 (情報・エレクトロニクス部門, データ工学・ウェブ工学)
  • 芳村 圭 教授 (人間・社会系部門,同位体気象水循環学)
  • 竹内 渉 教授 (代表者,人間・社会系部門, 環境災害リモートセンシング)
  • 関本 義秀 教授 (空間情報科学研究センター,人間都市情報学)
  • 山崎 大 准教授 (人間・社会系部門, 全球陸域水動態)
  • 沼田 宗純 准教授 (人間・社会系部門, 防災プロセス工学)
  • 菊本 英紀 准教授 (人間・社会系部門,複雑系環境制御工学)
 
生研フォーラム
  • 地球環境工学分野の研究者間の情報交換の場として,平成5年より生研フォーラム「宇宙からの地球環境モニタリング」を開催してまいりました.
  • 平成20年より「広域の環境・災害リスク情報の収集と利用」として,平成27年より「宇宙からの地球環境・災害のモニタリングとリスク評価」として,生態系,水文,モデリング,災害工学,リモートセンシング,地理情報システム等による 災害リスク評価に関するトピックを対象としています.
  • 研究インフラの共有にとどまらず,「社会が求める地球環境工学とは何か」という意識を共有するため,学生や若手教員の積極的に参加して大きな目的意識の共有を図るとともに, 研究手法と成果に関しての情報交換を行い,新たな研究テーマの創設につながる場を提供しています.
過去のプログラム
連絡先
地球環境工学グループ・生研フォーラム 事務局 (担当: 吉本, 川本)
〒153-8505 東京都目黒区駒場4丁目6番1号 Bw-604
東京大学生産技術研究所 竹内渉 研究室
Tel: 03-5452-6472
E-mail: yosimoto@iis.u-tokyo.ac.jp

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Last Update: November 09 2024 12:49:55
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